【診療時間】月〜金:9:00〜17:00 / 土9:00〜12:00
【休診日】 日曜・祭日
ご予約・お問い合わせ
0138-55-5653
【所在地】
函館市本通2-23-3
笑気吸入鎮静法

 
笑気吸入鎮静法は、笑気ガス(亜鉛化窒素ガス)を鼻から吸引しておこなう鎮静法です「笑気麻酔」とも言われていますが厳密には異なります。おおまかに区別をすると、笑気吸入鎮静法は患者さんの意識があり、笑気麻酔は全身麻酔にみられるように意識がありません。それは使用時の笑気ガスの濃度がかかわっています。笑気吸入鎮静法では笑気ガスを吸引することで不安や恐怖心などを軽減させるのが特徴ですが、吸引中に意識がなくなることはありません。治療が終わると数分で笑気ガスが体外へ排出され、覚醒されます。歯科診療には疼痛を和らげるために上述の笑気吸入鎮静法の他にも局所麻酔がしばしば用いられます。酒井歯科医院では全ての麻酔を使用しての治療時には血中酸素濃度や脈拍をモニターすることで、より安心した診療をおこなうことができます。必要においては心電図もモニターもできます。
 笑気は鎮静作用に加えて鎮痛作用を持っています。つまり笑気吸入鎮静法を用いればリラックスすると共に痛みを感じにくくもなります。笑気を吸入させながら局所麻酔を行うと、「痛みをとるための麻酔が痛い」というジレンマが軽減されます。笑気の特徴特徴としては弱い鎮静・睡眠作用と鎮痛作用があります。笑気は正式には亜酸化窒素(N2O)といい、吸入麻酔薬の一種です。鎮静・睡眠作用と鎮痛作用を合わせて麻酔作用と呼びますが、笑気は弱い鎮静・睡眠作用と鎮静・睡眠作用と鎮静作用を持っているところが特徴です。従って、単独で全身麻酔を行うことはできません。効果の発現と消失は極めて速やかです。吸入させると速やかに効果を表し、中止すれば直ちに排泄されるという性質を持っています。吸入中止後数分で帰宅可能となるのはこのためです。
 呼吸器や循環器にほとんど影響を与えません。肺や心臓に障害を持っている患者さんにも安全に使用できます。多くの薬剤は代謝に際して肝臓で分解され、その結果生じた分解産物の薬理作用についても注意が必要になりますが、笑気は体内でほとんど分解されないで肺から排出されるので肝臓に負担をかけません。。笑気が麻酔薬として広く用いられるのは、適度な鎮静作用と強い鎮痛作用を持ち、効果の発現と消失が速やかで、重要臓器に影響を及ぼさないためです。
 鎮静法ではこれからの優れた特徴を持つ笑気を30%以下という低い濃度で(全身麻酔で投与する場合は50%-70%)、鼻呼吸により(いつでも口呼吸)70%以上の酸素とともに(空気中の酸素濃度は約21%)吸入させる極めて安全性の高い方法です。
当医院では2万症例以上の実績があり安全で有意義であることを実証しています。

アクセス
酒井歯科医院
【診療科目】 一般歯科・矯正歯科・小児歯科
【診療時間】 月〜金:9:00〜17:00/土:9:00〜12:00
【休診日】 日曜・祭日診療時間
【所在地】 函館市本通2丁目-23-3
ご予約・お問い合わせ 0138-55-5653
ホームページトップ 歯科衛生士求人 新型コロナ対応 だ液がん検査